purr

2004年10月13日
寒い。タオル地のシーツとなめらかな素材の毛布の間にもぐり込む。ひとつの枕をチビッコと共有し、頬を寄せ合う。

そんなとき、スペンサー言うところの「みぞおちのあたりでなにか熱いものがグッと」わき上がってくるような、猫がついついグルグルと喉を鳴らしてしまうような、なんとも表現に困る症状が体に表れる。心って気持ちって、確かに頭じゃない体のどこかでポッと生まれて、じわじわと上に上がってくるもんなんだなぁって実感する。

家族が病気に罹らず元気でいること。食べるに困らないお金があること。雨風しのぐ家があること。まわりの人が三角の眼をしていないこと。読む本がいっぱいあること。話し話されたい友がいること。自分の捨てたゴミをまとめて処理場に運んでくれる人々がいること。誰かに守られながら暮らしているという事実。

ぎゅーっと感謝する。ほんの時々。

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