Bizarre food

2004年10月22日
今、父と電話を切ったところ。おいら、お父さんの子どもでいるの、いやになっちゃったな。どうしてわたしの父さんはこんなにもヘンテコな人なんだろう。だってね、カラスを食べたことがある、って言うんだよ! しかも獣医師になる勉強をしていた大学時代の話じゃなくて、ほんの10年前の話だって言う。

なんでも、友人たちと一緒に信州の山荘でテレビを見ていたらどこかの地方が「カラスの肉を特産品として出荷している」というニュースが流れたんだそう。「どんなもんだか食べてみたいなぁ!」「ホントホント食べてみたいよね!」と皆で盛り上がった。それからしばらくしたある日、狩猟を趣味にしている仲間が「ほら!」と2羽のカラスをぶらさげてきた。父は夜中、自宅でカラスの毛をむしり、次の日焼いて1羽食べたんだって。もう1羽は「僕も食べたい」と言っていた友人にあげた。友人はカラスの肉入りの煮込みうどんを作り、何食わぬ顔で家族に食べさせたという。この家族は誰も「ヘンな肉だね?」と言ったりせずに「おいしい」と食べ、父はといえば「カラスってスズメの肉に似た味だな…」というふうに思ったそうな(スズメも食べたことあるんですか…)。

いつまでたっても、いたずらっこで好奇心のカタマリで困ります、父。でも奪った命をきちんと喰らったというところだけは認めてあげようか。…やっぱりいやだな。

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