Time medicine

2004年12月13日
上半身だけが急いでも、体はひとつ、下半身がついてこない。頭がわかっていても、心は判ってくれない。心がわかっても、理性が邪魔をする。具合が悪いのに、雨の中を寒さに震えながら歩く。苦しいはずなのに、身のうちのどこかで冷めた目が自分自身を見つめている。苦しみのちょいと向こうの幸せの様子を、経験が耳の奥で囁いている。

全く、厄介、自分ってやつは。

ずーっと飲み続けてきた「時間薬」が処方されなくなって久しい。おまけに「生きててよかった」とか思う始末。

全く、厄介、自分ってやつは。

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