もや
2006年1月16日
もやの中にいます。手を引いて歩いてくれる人を望みません。それなのに「もやの中にいます」と書くのは、やっぱり誰かに甘えたいからかなぁ。だけど、悪いあたしを明らかにせず、あたたかな目だけをほしがるなんて、あたしはやっぱりずるい女だな。言うことだけ言い、相手の言うこと聞かない失礼な人間だな。いけないなぁ。誰かの言葉にしがみついたり、手にすがってもやの中を歩かなければ、いつかもっと強くなれるだろうか。心と体と魂が一体となり、目から自然に涙がぽたぽた落ちるようなるんだろうか。ねじれたつなの上を歩くのをやめるときには、一旦、地面に降りなくっちゃな。下がただの地面だといいんだけど。マグマなんかじゃなけりゃ助かるんだけど。地の底に落ちれば、こんなあたしも慎みを知るだろうか。
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