4月9日の日記

2006年4月9日
4月9日の日記
桜の雪が降る。桜からバトンを受け取った桃が咲き乱れている。芝桜もきれい。名も知らぬ木の芽、黄色(画像:なんという木の新芽かご存じの方いらっしゃいますか。とても知りたい。)も赤も黄緑もうつくしい。野にも山にも里にも春がやってきた。中州のような場所に咲く菜の花を遠く眺めながら、土手の上で楽器の練習をする。夢のような景色だ。けれど美しい風景にも膜がかかっているように感じる。自分が味わっているはずの喪失感を認めないから罰なのかも。美しさに、清々しさに、心が震えない。落ち込んでいる時にする深呼吸は、これすなわちためいきでしょうか。

自分の持っている「余分」を音に封じ込めたい。「余分」の成分が、よいものにつけ、悪いものにつけ。

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