朝の一期一会
2006年7月29日朝一番に玄関のドアを開けた瞬間、目に飛び込んできたのは、七色の髪をした若い男。様々な年齢の娘を持つわたしは、毛色の変わった男や嫌な目を持つ男に敏感で、たいがい相手に伝わるようなやり方で警戒心をあらわにする。
今朝もそうだったんだけど、その男、かわいい子犬を連れていた!
男の足下にじゃれつく子犬を見た途端「いや〜ん!かわいい〜!」という嬌声が口からもれてしまう。ダックスフンドとポメラニアンのミックスで、まだ片手に乗れそうなほど小さい赤ちゃん犬。男は「この犬寝ないんスよ。俺といる間中ずーっと起きてるんスよ。赤ん坊なのになんでなんスかね?」と不安そう。
あなたが寝ている間、留守の間、この子、必ず寝ているのよ、と笑うと、しばらく首を小さく傾げながら、育児の不安を並べ立てていた。
どんなにかわいい赤ちゃん犬でも、人と違う犬のリズムで排泄しゴハンを食べ鳴き喚き、決して自分の思い通りにならないときがある。愛を見失いそうになったら、そうしてぶらっと散歩して、自分の犬が誰かに可愛がられる姿を少し離れた場所から眺めるといい。わたしも育児に疲れたら、おじいさんやおばあさんのいる公園に子どもを連れて行き、彼らがいとおしそうに自分の子どもに接するのを眺めたものだ。そうするたびに「子どもって預かりものだなぁ」と思い出した。犬と生きるということは、人の子を育てるのとよく似てる。心の中の愛と忍耐と寛容が育つ。そしてみんなどんなにかわいくてもくさいうんこするんだなぁと思い知る。
今朝もそうだったんだけど、その男、かわいい子犬を連れていた!
男の足下にじゃれつく子犬を見た途端「いや〜ん!かわいい〜!」という嬌声が口からもれてしまう。ダックスフンドとポメラニアンのミックスで、まだ片手に乗れそうなほど小さい赤ちゃん犬。男は「この犬寝ないんスよ。俺といる間中ずーっと起きてるんスよ。赤ん坊なのになんでなんスかね?」と不安そう。
あなたが寝ている間、留守の間、この子、必ず寝ているのよ、と笑うと、しばらく首を小さく傾げながら、育児の不安を並べ立てていた。
どんなにかわいい赤ちゃん犬でも、人と違う犬のリズムで排泄しゴハンを食べ鳴き喚き、決して自分の思い通りにならないときがある。愛を見失いそうになったら、そうしてぶらっと散歩して、自分の犬が誰かに可愛がられる姿を少し離れた場所から眺めるといい。わたしも育児に疲れたら、おじいさんやおばあさんのいる公園に子どもを連れて行き、彼らがいとおしそうに自分の子どもに接するのを眺めたものだ。そうするたびに「子どもって預かりものだなぁ」と思い出した。犬と生きるということは、人の子を育てるのとよく似てる。心の中の愛と忍耐と寛容が育つ。そしてみんなどんなにかわいくてもくさいうんこするんだなぁと思い知る。
コメント