夢うつつを知る

2007年1月28日
一時的なものかもしれないけれど。

自転車ですっ転んでから何日かは、泥のように眠り続けたあたしだったが、いつの間にかいちにち2〜3時間しか安眠できなくなっている。0:00に目を閉じると次に目覚めるのは2:00〜3:00。そのあと体を起こすまでの数時間は、夢とうつつを行ったり来たりする。

もともと母方一族の女はみなそうだ。いちにち2時間ほどしか眠らないし、その2時間を獲得するために眠剤の世話になっている者が多い。我が母もしかり。あたしは「枕に頭をつけすぐ昇天」の父に似て、眠りに苦労したことはなかった。月の周期で眠れぬ夜が一ヶ月に一晩あるかないか。特にここ数年はめちゃくちゃな時間の使い方をしていたので、夢さえ思い出せないほど短時間くーっと深く眠り込む毎日だった。

急に時間の使い方が変わったからね、と最初は思っていた。たくさん夢を見られるようになっておもしろいなぁ、と。今は働いていないので「おもしろいなぁ」と思う余地がある。なので1ヶ月間いろんな試みをしてみた。たくさん運動した日はどうなのか、頭脳を駆使した日はどうか、目をたくさん使って疲れたらどうなるか。答えはいつも同じ。

あたしの人生をスッとよぎっていった人たちの中には、これを中途覚醒と定義して追加の眠剤はなに選ぼうと頭を悩ませていた人もいる。あたしには今のところ危機感はない。母も何十年もたっぷり眠っていないが支障ないようだし。ただ夢を見すぎて疲れる。母には内緒にしておこう。仲間と思われるといろいろお節介やかれそうだもん。

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