ラピュタ滅びの呪文

2007年4月11日
なんだかんだといっていつも慌ただしい春。今年の春、忙しいのは、あたしんちに新しく仲間入りした黒犬にまつわるあれこれが大部分。彼は少々気難し屋だ。もうじき生まれ落ちてから5ヶ月にもなろうという犬のくせに、ひとりぼっちになるときゅんきゅん鳴き、気に入らないことがあると「うー」という。おととい三女が噛まれた。

たいがいの犬は、2ヶ月頃、母の元を離れて新しい飼い主のところへもらわれていく。それから生後半年の間が勝負しどころだとあたしは思っている。犬社会・人間社会に慣れ、人と室内で幸せに暮らすためのやり方をおぼえていく。

あたしんちの家族はみんな犬を擬人化したマンガが大好きだけど、犬は犬、人と同じに考えたら互いが不幸になる。追々むすめたちもわかっていくだろう。そして歩みよりあって、言葉を越えて気持ちをわかりあうようになる。

縁あっていただいた黒犬はすでに歯が抜け替わり始めている。自立期が近づいている。青年になると人も犬も反抗したくなるもの。

飼い主さんはそれなりにかわいい名前をつけていたが、あたしはそろそろ呼び名を変えようと思う。ラピュタの滅びの呪文を名前にするつもり。

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