ヤゴ/エサ/飼育/羽化/トンボ
今年もヤゴの季節がやってまいりましたね。ゆにぞん家には今年はヤゴがいません。娘が捕まえてこなかったんです。もうお年頃かしら。残念です。でもヤゴのエサに困っているみなさんとお悩みをシェアしあうことはできます。お役に立つかどうかわかりませんが、もしよろしければ3年くらい前の日記をお読み下さい。

●2004.6.16「ギンちゃん、愛してる」→http://diarynote.jp/d/43206/20040616.html
●2004.6.19「ギンちゃん、愛してぬ」→http://diarynote.jp/d/43206/20040619.html
●2004.7.3「さよなら、ギンちゃん」 →http://diarynote.jp/d/43206/20040703.html

釣り具屋に行くと、大体一杯100円程度で生きているアカムシを売っています。冷凍のアカムシも与えてみましたが、やはり生き餌でないとだめ。とはいうものの、もうこの時期のヤゴというのは、羽化に向かってだんだん食事量が減っていきます。何人かで折半して買うくらいでちょうどいいかもしれない。これが一番手っ取り早いエサの入手法。餓死させたり、子どもに「あんたがエサとってこなかったから共食いしちゃったんだよ!」なんて暴言吐かずに済むんならお安いものです。あとはミジンコを採取して与えるのもいい手。ミジンコの居場所に心当たりがある方はどうぞ。

ヤゴが羽化するときにつかまることのできる棒(割り箸でも可)を固定することを忘れずに! つかまるところがないと羽化に失敗し、溺れてしまいます。案外これを怠って死んでしまうトンボが多いんですよ。容器の底に砂利などを敷いて棒を立てると簡単です。

ヤゴを飼育する容器はなんでもよく、ペットボトルやフルーツの入っていたトレーでも大丈夫。我が家では羽化の失敗をおそれてフタはしませんでした。羽化が近づきだんだん目が黒くなってきたヤゴは、水面に顔を出してじっとしている時間が増えてきます。家の中で飼育される場合には、容器をカーテンなどの影に隠すようにして置いてあげるといいと思います。大体トンボは真夜中に羽化するので、そうしておくと部屋の中でトンボと追いかけっこしなくて済み、また旅立ちも窓を開けて見送るだけなので、トンボを傷つける心配がありません。

短期間のうちに水中生物が空を飛ぶようになるなんて本当におもしろい。あんまり手間はかかりません。ヤゴ飼いのみなさん、もうしばらくの間がんばって!  少々グロテスクな生き物ですけれど、おそれずがんばって!

トンボを継続して飼い続けるのは大変です。なにせエサがアカムシじゃなくて「飛ぶ虫」に変化してしまっているから。でも勇気ある人はチャレンジを。

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