神の子どもたちはみな踊る/村上 春樹
2007年8月23日 読書
頭が疲れると短編を読みたくなる。くだらなくないやつ、きゅっと心の奥に光を当ててくるやつ、読んだあと静かな気持ちで元の生活に戻らせてくれるやつ。
読まなくてはいけない本の背表紙を2〜3冊見ないふりして、久しぶりに村上春樹の短編を読む。家事しながらずっと焚き火のことを考えています。夏の夕暮れ、秋の訪れ、乾いた空気、しんと静まりかえる河辺、湯気のたつ飲み物、優しい沈黙、ゆらめく炎、いくつかの瞳、澄んだ熾火のあの音。
そして思うの。
今は、外を想ってばかりじゃだめなんだよ、って。
焚き火は、お預けだ。あれは区切られていない長い夜にやってこそなんだから。
読まなくてはいけない本の背表紙を2〜3冊見ないふりして、久しぶりに村上春樹の短編を読む。家事しながらずっと焚き火のことを考えています。夏の夕暮れ、秋の訪れ、乾いた空気、しんと静まりかえる河辺、湯気のたつ飲み物、優しい沈黙、ゆらめく炎、いくつかの瞳、澄んだ熾火のあの音。
そして思うの。
今は、外を想ってばかりじゃだめなんだよ、って。
焚き火は、お預けだ。あれは区切られていない長い夜にやってこそなんだから。
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