朝の独り言

2008年2月19日
朝の独り言
早起きをしてリビングで欠伸する。変な顔を作るという行為が、ストレスの解消になるらしいと何かの記事で読んで以来、時々変な顔をする。朝の大あくびは、極限まで口を開いて放った今日一日へのサーブだった。

口角がピッと切れた。痛い。

読めないまま返却期限を過ぎた本を図書館に返す。もう当分借りない。活字が頭脳や心に届かぬまますべっていく空しさ。毎日毎日読書に取り組んでいた日々が、夢のようだ。そう感じた夜、子どものおもちゃ箱に紛れ込んでいた灰谷健次郎の本を見つけて再読。父さん。お父さん。灰谷健次郎はやはりわたしの心のお父さんだ。幼い頃は「腐るな腐るな」と教え、若い頃は「尖るな尖るな」と、そして今は「泣くな泣くな」と説いている。もう少し年を重ねれば「死ぬな死ぬな」と言いそう。父さんは突然に死んだくせに。

今日はクマちゃんの誕生日。

今からケーキ焼く。

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