ガスのバカ

2006年8月17日
大文字焼き、花火。

大気が靄っていて、まるで見えなかった。

ガスのバカ。
今月の初めに「わたし、仕事を続けようかどうか悩んでいます。もしもわたしの働いている時間帯に応募があった場合には、このことを頭の片隅に入れて雇用を検討してくださいますように…」と店長やマネージャー、チーフ、同じ時間帯に働くユニットの人たちへは告げておいた。いかにニブい人であっても「こいつ、もう辞める気だな」と気がつく発言である。

そして昨日、店長になぜ辞めようと思うのか、語ることのできる部分だけ正直に話し、来月のワークスケジュールからできるだけ自分を外してくれるように頼んだ。でもどうしてもお手上げだ!というきつい日には、わたしでよかったら手伝わせてくださいと言った。友は「またそんなはっきりしないこと言う! なぜきっぱり辞めますって言わないんだ」とあきれて大きなため息をついた。ホントだね、本当だ。

今日ひとつ面接に行く。

さてどうなりますか?

書いて渡してある離婚届、どうなりましたか?

採血の結果はどうですか?

どうなんです、神様。

温かいコーヒー

2006年8月25日
最後のハムスター、スノウが死んで15日が経った。スノウもトッポもジャンガリアンハムスターという種類で、寿命は大体2〜3年。友人宅でも多くこの種類のハムスターは飼われているが、2年を越えて生きる個体は少ないようだ。我が家の2匹は寿命を全うした。2年6ヶ月、2年8ヶ月生きてくれた。いずれも亡くなる前日まで元気にはね回っており、長患いとは無縁で突然逝った。

たかがねずみ、されどねずみ。

ハムスターは愛しい生き物だ。眠る姿も食べる姿も走る姿もかわいらしい。立ち止まって手をすり合わせたり、コケるところなど、もう悩殺的。そして回し車を果てなく回す姿はいじらしい。時に自分を投影して切なくなる。

かわいかった。癒してくれた、いつも。

モナカやトッポが死んだときわたしは、すぐにはむすめたちに死を伝えられず、墓を作ってから死を告げ花を供えさせた。むすめたちは泣かなかった。娘たちが学校に行く前であったり、自分が出勤せねばならぬ時間の直前に死を告げたりできなかった。学校で涙が止まらなかったり、自分の留守に身をよじって泣くだろうむすめたちを思うと、黙っているしかなかった。しかし10日に亡くなったスノウの異変に気づいたのは次女で、今は夏休み中だ。

うっすら目を開けて横たわったスノウは息をしていなかったが、体はまだ柔らかく温かかった。声を上げて泣きながらかわるがわるみんなで抱いた。わたしたちは小さな白いかたまりが大好きだった。終わりがくることを知りながら愛した。

あまりに温かかった体が冷えて固くなるまで墓を作ることはできなかった。死を本当に確かめるために。土の中に敷きワラを敷き、天国で困ることがないようにエサをたくさん入れて、また敷きワラを上にかけ、土をかぶせていく。ブルーベリーの実とチェリーセージの赤い花を供える。

前の二匹のときには、泣かなかった代わりに長く悲しみをひきずっていたむすめたちだった。今回は強い悲しみを味わったが、痛みの期間は短かったようだ。セレモニーはこういうことのために必要なんだと知る。

夏のリビング、いつも我が家はエアコンをかけっぱなしでとても涼しかった。暑さに弱いハムスターのためだった。涼しい部屋で飲む温かいコーヒーがおいしかった。今朝は冷たいコーヒーを飲んでこれから出勤する。

るるさん

2006年8月25日
突然話しかけてごめんなさい。ぱでぃさんの日記経由で知ってから
毎日のように読ませていただいています。

お節介かとは思うんだけど、ハンズメッセに行かれる前に、授乳の
ときにわたしが使って便利だったクッションをお教えしたくて。

あのね、こんなの →http://page2.auctions.yahoo.co.jp/jp/auction/b69394911

赤さんはおっぱいを飲むとすぐに眠ってしまうので、
http://diarynote.jp/d/43206/20041102.html

そのうち多分るるさんも添い乳に移行されるかとは
思うのだけど、最初のうちはこういう形のクッションを
使うと肩こり率がぐっと下がると思うのです。わたしは
4人目の授乳で初めてではないはずなのに、なかなか
ベストポジションをつかむのは難しくて、このクッション
プラスタオルや座布団で高さを調節してようやくゆったりと
した気持ちになれました。

ながながとごめんなさい。もしも参考になったらうれしいの
だけど…。

暑い最中のマタニティライフ、「ふぅ…」なこともあるかと
思うけれど、かけがえのない蜜の時間をどうか楽しんでください。
ひっそりこっそり応援しています。

さよなら、夏の日

2006年8月28日
「さよなら、夏の日」という感じの風が吹き始めました。また再び灼熱の太陽が照りつける日があったとしても、やっぱりもう夏は背中を見せ始めてる。正体のわからない虫の声を聴きながら眠りに落ちるとき、それを実感する。

わけがわからぬまま、季節をまたひとつ見送った。

一番暑いさかりに2・3・4番目のむすめたちと共に集団キャンプに参加したことが、まぁ夏らしいといえる思い出だ。楽しかったかと聞かれれば「つらかったです」と答えてしまいそうなきっつい思い出。大勢のひとたちと決められた時間の中で、決められた作業をこなすことは、ホント楽しくない。軍隊にいるみたいだった。山に向かって「ガーオーッ!!!」と吠えたいことの連続だった。でも、知ってる、この社会に適応して自由にあちこち泳ぎ回るためには、むしろチームプレイに慣れてしまうのがなにより有効なこと。むすめたちには、簡単なことを簡単なこととして捉え行動できる真っ当な人に育ってほしいものだ。個性が強いということは、すなわちイバラの道を行くということなので、親としては「一匹狼よりはかわいい羊でいてよね」と願う。願いはするものの「あとは野となれ山となれ」と思ったりもするんだけど。無理よね、あたしの娘なんだもの、羊は羊でもきっと活きのいい暴れん坊の羊だ。

今いる職場での仕事もあと3日間。

さっき新しい職場から採用の電話がかかってきた。初出勤は5日から。さよなら、夏の日。

---るるさん---

お返事ありがとうございました!とてもうれしかったです。
厚かましくもリンクさせていただきました。
これからも気の向くまま遊びにおいで下さい。

メッセージのみ

2006年8月29日
             

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