まめ

2006年1月18日
まめ
この間、本場に留学している方のレッスンを受けるチャンスがあった。弓の持ち方をまた直される。練習練習練習。昨日は、長い時間、心を楽器にぶつけていた。手にまめができた。

もや

2006年1月16日
もや
もやの中にいます。手を引いて歩いてくれる人を望みません。それなのに「もやの中にいます」と書くのは、やっぱり誰かに甘えたいからかなぁ。だけど、悪いあたしを明らかにせず、あたたかな目だけをほしがるなんて、あたしはやっぱりずるい女だな。言うことだけ言い、相手の言うこと聞かない失礼な人間だな。いけないなぁ。誰かの言葉にしがみついたり、手にすがってもやの中を歩かなければ、いつかもっと強くなれるだろうか。心と体と魂が一体となり、目から自然に涙がぽたぽた落ちるようなるんだろうか。ねじれたつなの上を歩くのをやめるときには、一旦、地面に降りなくっちゃな。下がただの地面だといいんだけど。マグマなんかじゃなけりゃ助かるんだけど。地の底に落ちれば、こんなあたしも慎みを知るだろうか。
あの本が読みたい。剣の道の極意はつまり「いつでも死ねる覚悟」だという話。大炊介始末には入っていない。一体どの本に収められていた話だったか。

春には末娘も幼稚園へ行く。家族がみな出かけたあとの家を思いきり整理する予定。誰かがみているとだめなんだ。「あ!それ捨てちゃうの!?もったいない」とか、ゴミ袋にいれてあったものをまたいつの間にか出されて、とかね。

この家に住んでもう10年。荷物の整理が終わったら次の行動へ。厳しそう。いやホント掃除も「いつでも死ねる覚悟」で。そうすれば持ち物は少なくなるはずだ。

泣きたい日

2006年1月10日
泣きたい日
       
居心地のいい泥沼で
泥沼も、ハマリ始めには「あらぁこんなによごれっちまって…」「うぅっくさいよう」「身動きがとれませーん」と困ったことだらけ。でも何ヶ月か経つうちに、人間、慣れてしまうものです。というか、もともとわたしは、生ぬるい沼の中に暮らしていることから目を背けて生きてきたんだったか。

夢バトン

2006年1月6日
テハヌーさん、夢バトンありがとございます。

「宝くじが当たったら?」の問いに
「生活が変わらないのがいい」って答えてるところ、好きだなぁ。

■小さい頃何になりたかった?

な〜んにも考えず、ただただ川で魚を捕ったり田んぼでカエルを捕ったりして遊んでおりました。しかし途中から路線が変わり、且つ乗る電車を間違え(?)19才には母さんになって。Life is...

■その夢は叶いましたか?

いやいや叶いませんでしたよ。魚や蛙を捕り続け放題の人生は叶いませんでしたなぁ。

■現在の夢は?

「カフェ:ゲハー」で楽しくキビキビ清潔に働くことです。来週から調理師免許取得に向けて働くことが決まっています。昨日面接に行って受かったばかりなの。食いしん坊に磨きをかけてがんばります。

■宝くじが三億円当たったらどうしますか?(熱く語って下さい)

カフェ:ゲハーの開店準備にまず使いましょうか。資金が潤沢であれば、いろんなところに修行にも行けます。ゲハーに心と体をじんわり温めてくれる暖炉か薪ストーブを置いてみたり、とかね。残りのお金は、テハヌーさんの回答に大賛成。「生活が変わらないのがいい」。ホントこれに尽きます。しばれる日にも暑い夏の日にも、静かに炎を見つめる生活を望んでいます。

■あなたにとって夢の世界とはどんなもの?

清い川の流れ、あたたかな暖炉、花咲き乱れる野原、緑萌える山、目を閉じて受ける清冽な風、枯れ葉の匂い、背を向けた鹿の真っ白いお尻。手に入れる、って感じじゃないですね。近づいて、できたら自分も風景の一部になってみたい世界です。そのためのアクションがわたしを幸せにしてくれる、そんな夢の世界。最近、目を閉じなくても思い浮かびます(やばい)。

■昨晩見た夢は何ですか?

最近、夢をみないのです、さっぱり。きっと見てても目覚めたらすぐに忘れちゃうんでしょうね。

■バトンをまわす方たち

こんなわたしの気恥ずかしい夢をうっかり最後まで読んでしまったあなた、いかがでしょか?

「はじめまして」

2006年1月4日
「はじめまして」
メッセージのみです。

ぬるっと

2006年1月1日
ぬるっと
おせちを作っていながらも「大晦日」とか「新年」とかそんな気分に全然なれない。さっき近所の神社から帰ってきたばっかりだってのに。初詣に行ってすらこれだもの。2006年に「ぬるっ」と入ってしまった。
おせちを作り始めました、今年も。今日から作り始めてもいい料理は、酢の物とか煮豆とか昆布巻きくらい。昔とちがって、お店も正月早々から営業してくれるので、あまり濃い味付けのおせちはもう作らない。つまり腐敗も早いということで、せいぜい今日明日で作ったものを1〜2日で食べきる、といった感じでしょうね。

数ヶ月前から、食事作りの心強い味方ができました。セラミックグッズ諸々。セラミックのスライサーや包丁を買ったんですが、まぁよく切れること! ついさっきも酢レンコンを作っているときに、左手の人差し指の肉までスパ〜ン!とそぎ落としてしまいましたよ。よく切れる刃物でつけた傷は痛くないなどとどっかで聞いたことがありましたが、それホント。
ある晩、4姉妹とわたしとでイルミネーションを観に行った。思った以上のうつくしさに、末娘は小さな輪を描くようにしてくるくる走り回り、小学生組は目を輝かせ、そして夜店の食べ物を見つめる長女の瞳もひときわ輝いていた。一番たくさんの人だかりのある「豚汁」の列に連なり、またたく間に金を失っていく。「焼き芋」「きりたんぽ」「チーズドッグ」「豚汁」「甘酒」「ジャンボフランク」「野沢菜おやき」「ジャンボたこ焼き」。みんなどんだけ食べるんだ!

ミュージックブースに見立てたショーウインドーの中には、大きなサンタ人形が星条旗模様のギターを抱えて座っている。大音量の音楽。その真向かいのベンチに5人で横並びになって、次々に獲物をおなかにおさめていく。視界をはずれた二階の屋根から二頭のいのししが首をなくしてぶら下げられている。

「ママ、あれはなぁに?」
「……。」
「いのしし、かな?」
「うん。そうだと思うよ。」
「……。」

ほかほかの食べ物と、いのしし発見のショックに負けて、意識していなかった大音量の音楽が再び耳に聞こえだした頃、それがものすごく胸に響いてくる音楽だと気がついた。耳を傾けていると、1〜2曲ほどのあと長女が「この音楽、よくない?」。

帰り間際、ウインドーの横で作業していた男性に「この歌は有線ですか?CDですか?」と聞いてみた。薪割りの手を止めて確かめてくれたCDジャケットは「Very Best Of Chris Rea」。

ビリー

2005年12月28日 音楽
キッチンカウンターに置かれたスピーカーに、夫だか娘だかのお古のiPod-Shuffleをつないだのは何ヶ月前? 無名の安物スピーカーなんだけどわたしには十分な音。ここ最近は一日中、ビリー・ホリディの「The Lejend Of Billie Holiday」とノラ・ジョーンズの「Come Away With Me」を聴いている。音楽データを気軽に持ち運べる、ってなんて便利なんだろう。

「The Lejend Of Billie Holiday」は7枚組みのCDだ。若い頃、最盛期、そして晩年までのビリーの歌声がおさめられている。買った20代半ばの頃よりも今のほうが、1曲1曲をいとおしく感じる。あまり知識がないし、わざとシャッフルして聴いているので、どの曲が最盛期、晩年かなどわからない。けれど、時々飛び出してくるノラ・ジョーンズの声のつややかさにハッと胸を突かれるような気がする。録音状態の良し悪しとかそういうのに関係なく、いろんな意味で切ないなぁって思うんだ…。

今年も

2005年12月27日
今年も
かさこじぞうの季節になりましたね。昨日、母の郷里から米が届きました。米を買わずに年を越せるよ! ありがとう、かさこじぞう(=母の同級生)さん。

ホッとひといき

2005年12月26日
ホッとひといき
大事な人たちの誕生日、子どもたちがそれぞれ所属している団体、習い事のクリスマス会(うんざりするほどいっぱいあった…)ゆにぞん家のクリスマス会、年内最後の二胡レッスン、呼んでいただいていた忘年会、演奏会などなど、書き込んであったスケジュールは確かもうない。あとは掃除して掃除して掃除して、年賀状はほんの数枚だけ書いて、おせちの買い物をぼちぼち始めて、気持ちよく来年を迎えられるように支度していこう。

でも。その前にちょっとだけ休んでもいい? この間、ふと気が向いて買った烏龍茶を味わいながらホッとひといき。「金萱烏龍茶」というヤツなんだけど、香りのいいこと! なんと優しい味わいだこと! 3〜4煎しても、おいしいの。ピリピリしていた心がほぐされていきます。昨日の演奏会もとてもよかったけれど、そろそろひとりきりで心の泉をのぞいてみなくちゃ。わたしはどこへ行く?

ハーモニー

2005年12月25日
ハーモニー
今日は音を楽しみに行く。将来有望なバイオリニストの卵を抱える家族のコンサートに。その時、その場所で、そのメンバーでしか味わえない、そんな時間を楽しみに行ってきます。
明日はイブ。今さら遅いや!かもしれませんが、この絵本、とてもいいんです。子どもも大人も楽しめます。笑えるんだけど、ほろっとさせるの。

冬至

2005年12月23日
冬至
昨日は「冬至」でしたね。一通りの慣習ってやつをやりました。例えば「カボチャ」、例えば「ゆず湯」、例えば「キャンドルナイト」です。常に蜂の巣をつついたような状態の我が家ですが、いつもと違うことをすると少しはおとなしくなる。それはすごくよかった。そして今日はちょっと早いクリスマスパーティをするのです。ケーキを作り、宴会用料理を作り、ワイングラスでジュースを飲む。慣習慣習。母さん、実は、クリスマスなんてちっともウキウキしないのさ。誰かの顔が輝く、それだけが唯一、今日のわたしを動かすチカラの素。がんばりましょ、まぁとにかく。

峠をのぼって

2005年12月21日
峠をのぼって
          

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