ロールプレイング
2007年3月8日「もう歩けない」とか「quitしたい」とか思ったりするとするでしょう。でも立ち止まろうにもどんどんこの家族の物語は進んでいく。複雑に絡みながらさらに紡がれていく。人生は続く続いていく。
蛇と蛙となめくじが
2007年3月6日グーとチョキとパーが、狐と猟師と庄屋さんが、象と蟻と人が、対話する。対話の結果、初めて事態はどうにか三すくみ状態から展開していくのだろうと想像していたけれど、劇的な解決はない。簡単ではないなぁとそれぞれ(夫・母・あたし)が確認し合ったことと、母にとっては「む。うすうす気づいていたけれど、この舟はもうじき確実に転覆する。早いとこ岸辺を探さねば」と思い知る場となった。人生をよく海とか舟とかに例える人がいる。あたしたちの乗っている舟には船頭さんがいない。昔からいなかった。
ずいぶん前に誰かが話してくれたことを時々思い出す。ここ最近は、以前何度か取材させていただいたカウンセラーの話をよく思い出す。
「先生がわたしくらいの年齢の時には、どんなことを考えどんな風に暮らしていらっしゃいましたか?振り返ってみると人生の中ではどんな時期でしたか?」と雑談の中で問うてみたところ、「そうね、興味を持ってチャレンジしていたいろんなものがだんだん淘汰されていった時期だったと思うわ。人ってやっぱりいくつもいくつもできないの。できるけど ”満足感をもって” できることはそんなにいっぺんにたくさん持ちきれないなぁって感じ始めた頃だった。今の仕事を選んだのもあなたの年齢の頃よ」。こじんまりしたカフェから駅までの道すがら、考え考え先生は話してくれた。
今、所属している団体の登録更新期日が迫っている。子どものため、また自らの成長の場になると思い、途中2年ほど休んだことはあるものの十年ほど続けてきた活動をやめようと思っている。理由はいろいろあるんだけど、その団体でがんばっている年配の女性との、根本的な価値観の違いが一番大きい。
例えばボランティア活動のこと。ボランティアって街角で制服着て、赤い羽根をばらまきながら声を張り上げることだろうか。老人ホームを訪れ、眠っている人を無理矢理車いすで連れてきて折り紙を一緒に折ることだろうか。4日間で純利益20万円を死にものぐるいであげ、その一部を寄付することだろうか。
楽器を習い始めてこの夏で2年になる。サークルであちこち訪問し、下手くそながらも交流するとなんとも言えない豊かな気持ちになる。なんでかなぁって考えてみると、理由は簡単。相手も自分もうれしいからみたい。相手がうれしいのが自分にわかり、自分がうれしいのが相手に伝わるから。ボランティアって言葉自体が恥ずかしいけど、こういうのが分相応の奉仕じゃないかなぁって感じる。なんの活動費もいらないのに、規則にしばられ叱りとばされることもなく、みんなにこにこ笑顔で…。
二十数人の会員がいるサークルなので、会を持続するためにはそれなりの煩雑な事柄をやりくりしなくてはならないが、みな人に押しつけることなく思いやりを持って少しずつ負担し合っている。もちろん変わった人もいたりするんだけど、個性のかたまりもふんわり包容してくれている。なにかをやるときに楽しいことばかりではないのは当たり前。でも好きなことなら苦労も苦しくない。
時間もお金も限られた分しか使えないんだもの。あたしもきっぱりいくつも持つのをやめよう。子どもたちも賛成してくれていて、一緒に移動してくるとのこと。本当だと信じられるものを追いかけてみよう。
「先生がわたしくらいの年齢の時には、どんなことを考えどんな風に暮らしていらっしゃいましたか?振り返ってみると人生の中ではどんな時期でしたか?」と雑談の中で問うてみたところ、「そうね、興味を持ってチャレンジしていたいろんなものがだんだん淘汰されていった時期だったと思うわ。人ってやっぱりいくつもいくつもできないの。できるけど ”満足感をもって” できることはそんなにいっぺんにたくさん持ちきれないなぁって感じ始めた頃だった。今の仕事を選んだのもあなたの年齢の頃よ」。こじんまりしたカフェから駅までの道すがら、考え考え先生は話してくれた。
今、所属している団体の登録更新期日が迫っている。子どものため、また自らの成長の場になると思い、途中2年ほど休んだことはあるものの十年ほど続けてきた活動をやめようと思っている。理由はいろいろあるんだけど、その団体でがんばっている年配の女性との、根本的な価値観の違いが一番大きい。
例えばボランティア活動のこと。ボランティアって街角で制服着て、赤い羽根をばらまきながら声を張り上げることだろうか。老人ホームを訪れ、眠っている人を無理矢理車いすで連れてきて折り紙を一緒に折ることだろうか。4日間で純利益20万円を死にものぐるいであげ、その一部を寄付することだろうか。
楽器を習い始めてこの夏で2年になる。サークルであちこち訪問し、下手くそながらも交流するとなんとも言えない豊かな気持ちになる。なんでかなぁって考えてみると、理由は簡単。相手も自分もうれしいからみたい。相手がうれしいのが自分にわかり、自分がうれしいのが相手に伝わるから。ボランティアって言葉自体が恥ずかしいけど、こういうのが分相応の奉仕じゃないかなぁって感じる。なんの活動費もいらないのに、規則にしばられ叱りとばされることもなく、みんなにこにこ笑顔で…。
二十数人の会員がいるサークルなので、会を持続するためにはそれなりの煩雑な事柄をやりくりしなくてはならないが、みな人に押しつけることなく思いやりを持って少しずつ負担し合っている。もちろん変わった人もいたりするんだけど、個性のかたまりもふんわり包容してくれている。なにかをやるときに楽しいことばかりではないのは当たり前。でも好きなことなら苦労も苦しくない。
時間もお金も限られた分しか使えないんだもの。あたしもきっぱりいくつも持つのをやめよう。子どもたちも賛成してくれていて、一緒に移動してくるとのこと。本当だと信じられるものを追いかけてみよう。
楽しい雛祭り
2007年3月3日今日はなにかと忙しかった。昼前に出かけ夕方頃帰ってきて、雛祭りらしい料理を整え、それから。
おひな様を飾った。
やらなくちゃやらなくちゃと思いつつ、ついに雛祭りの日を迎えてしまって。今日から一週間出したままにしてむすめたちの婚期を遅らせちゃおう。
おひな様を飾った。
やらなくちゃやらなくちゃと思いつつ、ついに雛祭りの日を迎えてしまって。今日から一週間出したままにしてむすめたちの婚期を遅らせちゃおう。
正方形の堕落
2007年3月2日石油ファンヒーターで暖をとっている我が家。最近ようやく長女が灯油を入れる役目を手伝ってくれるようになった。とても助かる。でも、灯油缶が空になったのを教えてくれなかったのは減点。夜に車を走らせるのもつらく、久しぶりにこたつを子ども部屋からリビングに持ってきて寒さをしのいだ。以来そのままこたつ生活が定着してしまった。
こたつはあたたかい。下半身を正方形の一辺に差し入れたが最後、1メートル先のものも取りに行きたくなくなる。ねーテレビに近いヒトチャンネル替えて〜。ティッシュの近くにいる人〜。誰かの近くに書くものなぁい?ジャンケンで負けた人が箸を取りに行くのね? あ!そこの立ってる人お茶入れて! 全員がたちまち堕落してしまった。かくいうあたしもついうたた寝などして”もへーもう立てなーい”という羽目に。
こうなることはわかっていたので、リビングにこたつ展開しなかったんだけど、みなさんこれでのだめがなぜ部屋を散らかすのか体で理解できましたかな。
こたつはあたたかい。下半身を正方形の一辺に差し入れたが最後、1メートル先のものも取りに行きたくなくなる。ねーテレビに近いヒトチャンネル替えて〜。ティッシュの近くにいる人〜。誰かの近くに書くものなぁい?ジャンケンで負けた人が箸を取りに行くのね? あ!そこの立ってる人お茶入れて! 全員がたちまち堕落してしまった。かくいうあたしもついうたた寝などして”もへーもう立てなーい”という羽目に。
こうなることはわかっていたので、リビングにこたつ展開しなかったんだけど、みなさんこれでのだめがなぜ部屋を散らかすのか体で理解できましたかな。
2月は逃げる
2007年2月27日1月は行く、2月は逃げる、3月は去る。だから1.2.3月に財布を新調するとお金が貯まらないからやめるように、なんて言っていたのは誰だったかな。本当に2月は逃げるなぁ。もう明日でおしまいだなんて。
母は明るく
2007年2月26日ようやく風邪が治ってきたみたい。昨日もだるかった。熱もないのに、顔がカッカして、下を向くと頭がぐわーんと痛くて、喉から肺がただれてるみたいな苦しさ。さすがに夜は眠る前に咳止めシロップを飲んでしまったくらい。でも明けた今日はかなりラク。
ゆにぞんちの子どもたちは全員「今日は学校行きたくなーい」と黒目がちなまなこをしてみせたけれど、母は明るくきっぱりと「そう。じゃあもしも行ってみてだめだったらいつでも呼んで!無理しないでね。すぐに迎えに行くから」と送り出してみた。午前11:00、今のところ呼び出しはなし。さてミッションをこなしてきますかな、用心のため携帯を珍しく携帯して。
ゆにぞんちの子どもたちは全員「今日は学校行きたくなーい」と黒目がちなまなこをしてみせたけれど、母は明るくきっぱりと「そう。じゃあもしも行ってみてだめだったらいつでも呼んで!無理しないでね。すぐに迎えに行くから」と送り出してみた。午前11:00、今のところ呼び出しはなし。さてミッションをこなしてきますかな、用心のため携帯を珍しく携帯して。
家が保健室
2007年2月24日家が保健室のようだ。仕事をしているときには、子どもが少々具合が悪そうにしていても「あたし休めないんだからね!わかってんだろうね!」という気迫で、学校やら幼稚園に送り込んでしまうけれど、今は仕事していない。よって「んもうしょうがないね」と休ませる。長女は卒業式まで数日しか登校日がないので、ニート的な雰囲気を漂わせながらたいがい家にいるし、それプラス誰かが休んで、楽しいDVD観ておいしいお菓子なんか食べていると、あたしはまるで保健室の先生気分。一体本当のところはどのくらい病気でどのくらい元気なのか、会話の中から探らねば。甘やかしすぎぬように、けれども心配してないわけでもない素振りで。
具合の悪い子どもを無理矢理送り出すのはつらいこと。普通の風邪なんてのんびりしていっぱい眠ればいつかは治る。でも時間に余裕のない生活の中では「のんびり休んで自己免疫の力で治す」なんて優雅なことはやっていられないのが現実。そういう意味では、今こんなふうに過ごせるのは幸せそのものなんだよなぁと思う。
この家の中で現在流行っている風邪は、喉が腫れる感覚がまず来て、次に頭痛、肩こり、悪寒、脱力感、胃のむかつき、最後に鼻に来る。熱が出ないので始末が悪い。いっそドカーンと高熱でもでたらすっきりしそうなものだけど、もやもやと長引く。最初に次女が、次に末っ子が罹った。そして数日前に「この風邪をもらったら、どんなふうに症状が出てどう治まっていくのか…」という余計な好奇心に駆られたあたしが、末っ子の食べ残しを食べて1日後に発症、今日で3日目。今日は長女が発症。なかなかしんどい風邪。喉から肺のあたりにかけてカーッと燃えてる感覚。それと肩こりがやな感じなんですわ。でも「なるほどこういう感覚ね」とわかっていると対処しやすい。昨夜は死んだけど、今日は8割方復活。みんなで痛みを分かち合って、体に優しいものを食べてよくなろう。
具合の悪い子どもを無理矢理送り出すのはつらいこと。普通の風邪なんてのんびりしていっぱい眠ればいつかは治る。でも時間に余裕のない生活の中では「のんびり休んで自己免疫の力で治す」なんて優雅なことはやっていられないのが現実。そういう意味では、今こんなふうに過ごせるのは幸せそのものなんだよなぁと思う。
この家の中で現在流行っている風邪は、喉が腫れる感覚がまず来て、次に頭痛、肩こり、悪寒、脱力感、胃のむかつき、最後に鼻に来る。熱が出ないので始末が悪い。いっそドカーンと高熱でもでたらすっきりしそうなものだけど、もやもやと長引く。最初に次女が、次に末っ子が罹った。そして数日前に「この風邪をもらったら、どんなふうに症状が出てどう治まっていくのか…」という余計な好奇心に駆られたあたしが、末っ子の食べ残しを食べて1日後に発症、今日で3日目。今日は長女が発症。なかなかしんどい風邪。喉から肺のあたりにかけてカーッと燃えてる感覚。それと肩こりがやな感じなんですわ。でも「なるほどこういう感覚ね」とわかっていると対処しやすい。昨夜は死んだけど、今日は8割方復活。みんなで痛みを分かち合って、体に優しいものを食べてよくなろう。
梅の香り
2007年2月22日昨日書いたように、歯医者の帰り、自転車で2時間ほどぶらぶらした。もちろん沈丁花の香りを楽しんだ。車より自転車、自転車より歩いて散歩した方が、五感をフルに使って季節を味わえる。今日は沈丁花よりも梅の香りを楽しむ時間のほうが多かった。梅の香り。嗅いでいてなんか記憶がふうっと浮かんでくるような気がするんだけど、一体なんの思い出だったか。きっとろくなことではないから、記憶の深海で眠っていてくれていい。
今日になってカナダの友人シェリルからのメールを発見。誕生日に発信されたそのメールには「妊娠した!」と書いてあった。長いこと不妊に悩んでいた末のおめでた。たまに送ってくれる例のチョコレートよりうれしいプレゼントだ。
パソコンへのメールはすぐに迷惑メールに紛れて困る。みんなはどうやって早期発見しているのだろう。今回のメールよりも前にも何通か送ってくれていたようだが、気がつかなかった。これ以上友だちが減ったら困るんですけど(テハヌーさん、あなたのアドレス変更メールもさっき見つけましたぞ)。
明日は雨か。自転車では行動できないな。では歩いて銀行をまわって、そのあと整体へ。最後に八百屋で野菜を買って帰ってこよう。意志薄弱なあたしは、こういうくだらない予定でもここに書いておけばなんとか遂行できることに最近気がついた。そうじゃないとまたヒーターの前の行き倒れさんになってしまうからね。
さてカレーでも作りましょう。
今日になってカナダの友人シェリルからのメールを発見。誕生日に発信されたそのメールには「妊娠した!」と書いてあった。長いこと不妊に悩んでいた末のおめでた。たまに送ってくれる例のチョコレートよりうれしいプレゼントだ。
パソコンへのメールはすぐに迷惑メールに紛れて困る。みんなはどうやって早期発見しているのだろう。今回のメールよりも前にも何通か送ってくれていたようだが、気がつかなかった。これ以上友だちが減ったら困るんですけど(テハヌーさん、あなたのアドレス変更メールもさっき見つけましたぞ)。
明日は雨か。自転車では行動できないな。では歩いて銀行をまわって、そのあと整体へ。最後に八百屋で野菜を買って帰ってこよう。意志薄弱なあたしは、こういうくだらない予定でもここに書いておけばなんとか遂行できることに最近気がついた。そうじゃないとまたヒーターの前の行き倒れさんになってしまうからね。
さてカレーでも作りましょう。
沈丁花開花
2007年2月21日レッスンの帰り、沈丁花が咲いているのを見つける。あたたかな1日だったけれど、時間に追われて車で移動中だったため、香りは味わえず。明日は自転車で歯医者に行って、帰りはぶらぶら寄り道してみよう。きっとどこかに咲いてるはずだ。
今日のレッスンではついに、大晦日の定番曲を習う。この楽器にさわったら「弾いてみたい」と思う人がたくさんいる名曲だ。うれしい反面、まだまだ実力が伴わないのにいいのかなぁと戸惑ってもいる。レッスンは隔週なので、次のレッスンまであと2週間猶予がある。猛練習しよう。
最近先生がどういうつもりで教えてくれているのかよくわからない。進み方がとても早くて、どう考えても合格点に達していないのに、次の曲にいってしまう。先生は「ついでおいで」と思っているのか、それとも「もう諦めなさい」と思っているのか。わからないけど納得いくまで諦めずがんばる。今日の分のレッスンが終わってから、3ヶ月ぐらい前の曲をもう一度習った。来月人前で弾くつもりの曲が、正しく解釈できているのか不安になったからだ。
あと数日で3月…。
…え!今月は28日までってことは、次のレッスンまで2週間もないんだった。
今日のレッスンではついに、大晦日の定番曲を習う。この楽器にさわったら「弾いてみたい」と思う人がたくさんいる名曲だ。うれしい反面、まだまだ実力が伴わないのにいいのかなぁと戸惑ってもいる。レッスンは隔週なので、次のレッスンまであと2週間猶予がある。猛練習しよう。
最近先生がどういうつもりで教えてくれているのかよくわからない。進み方がとても早くて、どう考えても合格点に達していないのに、次の曲にいってしまう。先生は「ついでおいで」と思っているのか、それとも「もう諦めなさい」と思っているのか。わからないけど納得いくまで諦めずがんばる。今日の分のレッスンが終わってから、3ヶ月ぐらい前の曲をもう一度習った。来月人前で弾くつもりの曲が、正しく解釈できているのか不安になったからだ。
あと数日で3月…。
…え!今月は28日までってことは、次のレッスンまで2週間もないんだった。
元気のない尺取り虫
2007年2月20日顔の傷がしみ化したので、うすくするための定期的通院。終わってから夕食の買い物、帰宅、遅めの昼食。たったこれだけでもうぐったり。いかんなぁ。予定では自転車で飛び回っていい汗をかいているはずなんだけど、現実にはファンヒーターの前に横倒れ。これじゃあ「予定」じゃなくて「妄想」になってしまう。今日のあたしは元気のない尺取り虫。
なんでこう体がすくんでしまうんだろう。誰かの手助けが必要だ。明日はレッスン、あさっては歯医者。金曜日あたり、子ども以外の人間に体をさわってもらってこよう。本当は大きくて優しくて大好きなものが、フランネルのシャツでも着て抱きしめてくれれば一番元気が出そうなもんだけど、これこそただの妄想。よさそうな整体の先生が見つかったので、相性を試しにいってみる。
事故のあと、どうも右サイドにあれこれ支障あり。運弓のたびに「ポキンポキン」と腕の付け根が鳴るのもいやだ。それと仕事もしていないのに、むくみがおさまらないことももし相談できたら不安が消えそう。両足の向こうずねは指で押すと跡が簡単に付き、全然元に戻らないのだ。治らなくてもなぜなのか知りたい。体に関しては、きいてみたいことがよくわかっている。でももしもこれが心の問題なら…まだ準備ができていない。だから答えがみつからないんだな。
なんでこう体がすくんでしまうんだろう。誰かの手助けが必要だ。明日はレッスン、あさっては歯医者。金曜日あたり、子ども以外の人間に体をさわってもらってこよう。本当は大きくて優しくて大好きなものが、フランネルのシャツでも着て抱きしめてくれれば一番元気が出そうなもんだけど、これこそただの妄想。よさそうな整体の先生が見つかったので、相性を試しにいってみる。
事故のあと、どうも右サイドにあれこれ支障あり。運弓のたびに「ポキンポキン」と腕の付け根が鳴るのもいやだ。それと仕事もしていないのに、むくみがおさまらないことももし相談できたら不安が消えそう。両足の向こうずねは指で押すと跡が簡単に付き、全然元に戻らないのだ。治らなくてもなぜなのか知りたい。体に関しては、きいてみたいことがよくわかっている。でももしもこれが心の問題なら…まだ準備ができていない。だから答えがみつからないんだな。
歓喜を鑑賞
2007年2月19日昨日の練習では講師に運弓を指導される。嗚呼まただ!あたしはいつまでたってもなかなか上達しない。弓の運び方を変えるとまたいちからやり直しという感じ。悲しい。
意気消沈して午前の練習を終え、昼ごはんのあとむすめとコンサートを聴きに行く。どの曲も素晴らしかったが、ベートーベンの「運命」に大変感動。この曲はバラエティ番組に使われたせいか、どこかから聞こえてくると反射的に「恥ずかしい」というか「今さらよせやい」的な気持ちになってしまい、しっかり聴いたことがなかったんだけど、いやはやさすが名曲。のだめ効果で我が家の娘もオーケストラに興味がある。あれがオーボエ、ファゴット、バイオリン、ヴィオラ、コントラバス、ティンパニ、ホルン、フルート…などと耳打ちし、音を拾う遊びをする。「苦悩を突き抜け歓喜に至る」。奏者のみなさんの努力と苦悩を下敷きに完成された歓喜を味わう。
30代半ばに始めた習い事、プロになるわけでは決してないけれど、自分なりに誠意をもって楽器をつき合わないとなぁと思う。誰が知るわけでも非難するわけでもない、あたしが真剣かどうかはあたしが一番知ってしまうんだから。
意気消沈して午前の練習を終え、昼ごはんのあとむすめとコンサートを聴きに行く。どの曲も素晴らしかったが、ベートーベンの「運命」に大変感動。この曲はバラエティ番組に使われたせいか、どこかから聞こえてくると反射的に「恥ずかしい」というか「今さらよせやい」的な気持ちになってしまい、しっかり聴いたことがなかったんだけど、いやはやさすが名曲。のだめ効果で我が家の娘もオーケストラに興味がある。あれがオーボエ、ファゴット、バイオリン、ヴィオラ、コントラバス、ティンパニ、ホルン、フルート…などと耳打ちし、音を拾う遊びをする。「苦悩を突き抜け歓喜に至る」。奏者のみなさんの努力と苦悩を下敷きに完成された歓喜を味わう。
30代半ばに始めた習い事、プロになるわけでは決してないけれど、自分なりに誠意をもって楽器をつき合わないとなぁと思う。誰が知るわけでも非難するわけでもない、あたしが真剣かどうかはあたしが一番知ってしまうんだから。
あけましておめでとう
2007年2月18日午前中はかわいらしい子どもたちの遊戯会を鑑賞。焼きうどんと春巻きを食べ、銀牙伝説ウィードのDVDを見てから(あたしと子どもたちは相変わらずこの不思議なマンガが大好きなのだった)夕食作り。豚肉と豆腐とネギの蒸し物、ほうれん草のおひたし、さつまいもをバターとザラメ砂糖と塩で炒りつけたものと麦ご飯。バイトの長女以外の子どもたちと車に乗り込み、老師と東洋弦楽器の魔術師のジョイントコンサートを聴きに行く。
昨日は旧暦の大晦日だったようで、それにちなんだ名曲も聴くことができた。老師は日本語を勉強中。時折話してくれるんだけど、結局お話の90%は中国語でまったく聞き取れず。今年はうまくチャンスをつかんで、中国へ旅したいと切に願っているので、そろそろ勉強し時かもしれないなぁとうっすら思う。
子どもたちは、案の定、退屈顔。仕方ないか。あたしも子どもの頃はそうだった。でもいつか「聴いたことがあるような…」と郷愁にかられるような気持ちになったりする日がくるかもしれない。
今朝は冷たい雨音がしている。午前中は楽器の合同練習。来月は人前で弾く機会が多いので、練習を休まない。午後からはオーケストラのコンサートを子どもたちと聴きに行くつもり。さて。身支度をして出かけよう。
昨日は旧暦の大晦日だったようで、それにちなんだ名曲も聴くことができた。老師は日本語を勉強中。時折話してくれるんだけど、結局お話の90%は中国語でまったく聞き取れず。今年はうまくチャンスをつかんで、中国へ旅したいと切に願っているので、そろそろ勉強し時かもしれないなぁとうっすら思う。
子どもたちは、案の定、退屈顔。仕方ないか。あたしも子どもの頃はそうだった。でもいつか「聴いたことがあるような…」と郷愁にかられるような気持ちになったりする日がくるかもしれない。
今朝は冷たい雨音がしている。午前中は楽器の合同練習。来月は人前で弾く機会が多いので、練習を休まない。午後からはオーケストラのコンサートを子どもたちと聴きに行くつもり。さて。身支度をして出かけよう。
体が「いいかげんにして」と
2007年2月17日西日のあたる部屋は、楽器を弾きはじめた時間、まだ温度が高かった。でも日暮れて楽譜が見えにくくなる頃には、腕の広範囲に鳥肌が立っていた。寒い。それから30分は家事をできただろうか。徐々に気分が悪くなり嘔吐。頭を持ち上げられぬ頭痛。激しい肩こり。手が氷のように冷たい。子どもたちに夕飯を作らねばならないが、考えただけでもういけない。母にSOS発信。銀の玉とたはむれていた母は休憩をとって、総菜を届けてくれた。ひと安心。
のたうちまわりながら暗闇の布団の中で原因を考える。風邪?ノロウィルス?それとも最近の気ままな食生活に対する反乱が起こった?
自分の体が反乱。
それかもしれない。身に覚えがある。子どもの栄養は考えても、自分のことはなんにも考えずにいた。その日食べたもの、その前の日に食べたもの、前々日、前々前日。思い出していって妙に納得。これからは気をつけねば、と考えながら眠りに落ちる。明けて今日は気分爽快。やっぱり風邪でも食中毒でもなかった。
今朝はおかゆでスタート。しばらく胃をいたわるつもり。
のたうちまわりながら暗闇の布団の中で原因を考える。風邪?ノロウィルス?それとも最近の気ままな食生活に対する反乱が起こった?
自分の体が反乱。
それかもしれない。身に覚えがある。子どもの栄養は考えても、自分のことはなんにも考えずにいた。その日食べたもの、その前の日に食べたもの、前々日、前々前日。思い出していって妙に納得。これからは気をつけねば、と考えながら眠りに落ちる。明けて今日は気分爽快。やっぱり風邪でも食中毒でもなかった。
今朝はおかゆでスタート。しばらく胃をいたわるつもり。
簡単なことを簡単にできない
2007年2月16日コメント (1)あたしが進路をきっぱり決めるためには、対話が必要なのだと頭は了解しているものの、なかなか他の部分がいうことを聞かず、未だ実行していない。したがって「これでいいのかしらん」「これもいいのかもしらん」と、その都度答えが違ってしまう毎日を過ごしている。簡単なことを簡単にできないのは、他人からしてみればなんと愚かなことか。でも本人にとっては結構しんどいこと。でもこの「対話を持たない」ということも、実はあたしたちらしい選択肢のひとつなのかもしれないとも思う近頃。
いつも自分自身としゃべってばかりいても煮詰まるので、楽器を担いでお仲間数人と小学校から高校まで百人あまりの生徒がいる養護学校へ遊びにいってきた。音楽の授業で一緒に歌ったり、楽器体験のお手伝いをする。じっとして眠り込んでいる人あり、天井近くまで跳ね続ける人あり、握手魔やいろんな人がいた。
長女が幼い頃から最近まで、あたしの一番の悩みは「この子は普通じゃないんじゃないか」だった。そのことで長女が小学校時代には毎日泣いてばかりいて、ほとんどノイローゼ。中学高校と成長していくにつれ悩む回数は減ったが、どうしていいのかわからず相談機関に行くこともせず、そのままあの子は大きくなってしまった。でもこうして同年代の子どもたちとふれ合ってみると、感じる差はやはりある。生徒なのか先生なのか見分けがつかないという感想を持ちつつも、触れあってみると肌でわかるようなこと。
頭の中でいろいろ考えていることと、実際に行って見て感じることをまた思い知る。長女のことで思い悩んでいた日々は、行動することであっという間に解決していたのかもしれない。あたしはドアを開けずに内側でこわがっていてばかりいたが、時を経て訪れた場所はあたたかな人の輪でできた優しい場所だった。結果どうなるにせよ、あのドアを開けることができていたら泣く回数が減ったことは間違いない。
もうひとつ。
あたしがいつも子どもたちと参加している非営利団体での活動。そこはとても窮屈な団体だ。時間に追われ、子どもを叱りとばし、役員を選出するときは仲間をハメるような真似を毎年する。それがいやなのでいつもなにかしらの役割をしてきたが、体裁を繕ったり、規則をはずれると子どもの前で大声で叱りとばされたりとストレスも多かった。ストレスをおぼえても、それを補ってあまりあるよいところがあるって信じてきた。
でも。
言葉じゃない、規則じゃない、音楽だったり、好きなことを間に挟んでの活動の楽しさを経験するたび「これだよね」と痛感する。世の中好きなことばかりやって生きるのは難しい。でも苦しいことばかりもしんどい。なんとかしていきいき生きられないものか。
結局帰り道はまた自問自答になっちゃいました。
いつも自分自身としゃべってばかりいても煮詰まるので、楽器を担いでお仲間数人と小学校から高校まで百人あまりの生徒がいる養護学校へ遊びにいってきた。音楽の授業で一緒に歌ったり、楽器体験のお手伝いをする。じっとして眠り込んでいる人あり、天井近くまで跳ね続ける人あり、握手魔やいろんな人がいた。
長女が幼い頃から最近まで、あたしの一番の悩みは「この子は普通じゃないんじゃないか」だった。そのことで長女が小学校時代には毎日泣いてばかりいて、ほとんどノイローゼ。中学高校と成長していくにつれ悩む回数は減ったが、どうしていいのかわからず相談機関に行くこともせず、そのままあの子は大きくなってしまった。でもこうして同年代の子どもたちとふれ合ってみると、感じる差はやはりある。生徒なのか先生なのか見分けがつかないという感想を持ちつつも、触れあってみると肌でわかるようなこと。
頭の中でいろいろ考えていることと、実際に行って見て感じることをまた思い知る。長女のことで思い悩んでいた日々は、行動することであっという間に解決していたのかもしれない。あたしはドアを開けずに内側でこわがっていてばかりいたが、時を経て訪れた場所はあたたかな人の輪でできた優しい場所だった。結果どうなるにせよ、あのドアを開けることができていたら泣く回数が減ったことは間違いない。
もうひとつ。
あたしがいつも子どもたちと参加している非営利団体での活動。そこはとても窮屈な団体だ。時間に追われ、子どもを叱りとばし、役員を選出するときは仲間をハメるような真似を毎年する。それがいやなのでいつもなにかしらの役割をしてきたが、体裁を繕ったり、規則をはずれると子どもの前で大声で叱りとばされたりとストレスも多かった。ストレスをおぼえても、それを補ってあまりあるよいところがあるって信じてきた。
でも。
言葉じゃない、規則じゃない、音楽だったり、好きなことを間に挟んでの活動の楽しさを経験するたび「これだよね」と痛感する。世の中好きなことばかりやって生きるのは難しい。でも苦しいことばかりもしんどい。なんとかしていきいき生きられないものか。
結局帰り道はまた自問自答になっちゃいました。
足を洗ったはずなのに
2007年2月14日思い返してみると。
あたしにとって本当のバレンタインデーは「片思いの相手に思いを打ち明ける口実のチョコレート」だったなぁ。お返しへの皮算用はもちろんのこと、財布の中身とか、余計なことはなーんにも考えられず「受け取ってくれるかしら」だけを胸に、品物を用意して、心の中でリハーサルして…
あたしにもそんなことがあったんじゃよ。思い出は美しい。
さて、半ば義務的な国民行事から足を洗ったはずのあたしが、昨日たくさんのクッキーを焼く羽目に。ざっと100枚くらい焼いたんじゃないかしら。娘ばかり四人も産んだせい。あいつら友チョコをばらまきすぎ。
あたしはなにやってんだろうって思いました、心から。
あたしにとって本当のバレンタインデーは「片思いの相手に思いを打ち明ける口実のチョコレート」だったなぁ。お返しへの皮算用はもちろんのこと、財布の中身とか、余計なことはなーんにも考えられず「受け取ってくれるかしら」だけを胸に、品物を用意して、心の中でリハーサルして…
あたしにもそんなことがあったんじゃよ。思い出は美しい。
さて、半ば義務的な国民行事から足を洗ったはずのあたしが、昨日たくさんのクッキーを焼く羽目に。ざっと100枚くらい焼いたんじゃないかしら。娘ばかり四人も産んだせい。あいつら友チョコをばらまきすぎ。
あたしはなにやってんだろうって思いました、心から。
朝から楽器を担いで出かける。午前の練習が終わり、みなと共に行きつけの蕎麦屋へ。揚げもちおろしそばを食す。午後15:00までまた練習する。「これから職場で今後の話し合いがあるので…」と挨拶。仕事はたいがいにして練習に精を出すようにからかわれる。苦笑いでドアを閉め、歩き出す。手が痛い。
かくかくしかじか…なのですが、わたしはどうすべきでしょうか、店長。
じゃあ、しょうがないね。縁がなかったかなぁ。
というわけにはいかなかった。
「じゃあ、状態が整うまで休んで。とりあえず契約更新の書類にハンコついて、名前書いて。はい、ありがと。そんなことでやめさせないからね」と。
うれしいのか、困ったのかわからない。一生懸命また働いていいのかわからない。誰にとっての幸せを優先させたらいいかわからない。すっごくもやもやする。あたしの今の職場にはぬるま湯が存在しないので、みんなのにっこりできる折衷点に足を乗っけるのが難しい。職場を変える方が簡単なくらいに。
早く仕事に復帰してよ〜と職場のみんなが言う。
ママ、もうお仕事行かないでよ〜と子どもたちが言う。
空中庭園に住んでいるあたしたちは、どこを踏みしめて価値観を定めたらいいのかわからない。今までもわからなかったけど、今、本当に特によくわからない。小さい「すべき」はよくわかる。でも人生に関わる「すべき」がよくわからない。
だめだね。すべて沈黙の代償だ。わかってる。
かくかくしかじか…なのですが、わたしはどうすべきでしょうか、店長。
じゃあ、しょうがないね。縁がなかったかなぁ。
というわけにはいかなかった。
「じゃあ、状態が整うまで休んで。とりあえず契約更新の書類にハンコついて、名前書いて。はい、ありがと。そんなことでやめさせないからね」と。
うれしいのか、困ったのかわからない。一生懸命また働いていいのかわからない。誰にとっての幸せを優先させたらいいかわからない。すっごくもやもやする。あたしの今の職場にはぬるま湯が存在しないので、みんなのにっこりできる折衷点に足を乗っけるのが難しい。職場を変える方が簡単なくらいに。
早く仕事に復帰してよ〜と職場のみんなが言う。
ママ、もうお仕事行かないでよ〜と子どもたちが言う。
空中庭園に住んでいるあたしたちは、どこを踏みしめて価値観を定めたらいいのかわからない。今までもわからなかったけど、今、本当に特によくわからない。小さい「すべき」はよくわかる。でも人生に関わる「すべき」がよくわからない。
だめだね。すべて沈黙の代償だ。わかってる。
とんかつを茶に漬けた
2007年2月11日コメント (4)昨日は久しぶりに8時間も眠ってしまった。一度も目覚めず、ぶっ続けに。起きる前に夢で熱帯魚の水槽をメンテナンスしていた。
新宿で例によって迷子になったあと(すみません)おもしろいものをご馳走になった。全く誰がとんかつを茶漬けにしてみようと思い立ったのか。どうしてどんぶり飯ととんかつをペロッと平らげられてしまうのか。苦い緑茶と甘辛のソースの取り合わせ、炒めキャベツととんかつのコロモの柔らかくなった食感。くせになりそう!
何時間一緒に話したのだろ。
方向音痴は別として(天性のものだから)時間の感覚もおかしくなってしまう、今日この頃。いや時間の感覚が変なのも前からだろうか。まぁいいや。今日も「すべき」をいたしましょう。どんな小さなこともやっかいなこともいたしましょう。四の五の言わすにがんばります。
新宿で例によって迷子になったあと(すみません)おもしろいものをご馳走になった。全く誰がとんかつを茶漬けにしてみようと思い立ったのか。どうしてどんぶり飯ととんかつをペロッと平らげられてしまうのか。苦い緑茶と甘辛のソースの取り合わせ、炒めキャベツととんかつのコロモの柔らかくなった食感。くせになりそう!
何時間一緒に話したのだろ。
方向音痴は別として(天性のものだから)時間の感覚もおかしくなってしまう、今日この頃。いや時間の感覚が変なのも前からだろうか。まぁいいや。今日も「すべき」をいたしましょう。どんな小さなこともやっかいなこともいたしましょう。四の五の言わすにがんばります。
S美ちゃん、誕生日おめでとうメールありがとう。あたしの名をを呼び捨てにする数少ないメンバーの中のひとり、S美ちゃん。すっかり忘れてたけど、生存証明のためにこのブログを教えてあったんだっけ?
この間、コメントを入れてくれていたのはS美ちゃんだったのかもしれないなぁ、とやっと思い至ったよ。少し前「トゥルーへの手紙」という映画のレビューをひとこと書いたんだけど、それに対してなぜか外国からのコメントがずらずら並ぶのでいちいち削除してるうちにうっかり「久し振り〜」さんからのコメントも消してしまった。あたしは高校時代キャンプなんて好きじゃなかったから、キャンプ好きを知っているってことは過去ではなくて現在を知ってるってことだよね。海から7分ならきっとS美ちゃんなんだろう。
満月に海べりのキャンプ場を早速予約したんだけど、4月は雨が多いから行かれないかもしれない。夏にS美ちゃんち庭のキャンプ場に予約を入れておくよ。何泊かするつもり。あたしのどうしようもないここ何年かを聞いてよ。代わりにあなたののろけ話を根気よく聞いてあげる。どうでしょか。
S美ちゃんに会いたいです。できたら息子にも。もちろんだんなにもね。
この間、コメントを入れてくれていたのはS美ちゃんだったのかもしれないなぁ、とやっと思い至ったよ。少し前「トゥルーへの手紙」という映画のレビューをひとこと書いたんだけど、それに対してなぜか外国からのコメントがずらずら並ぶのでいちいち削除してるうちにうっかり「久し振り〜」さんからのコメントも消してしまった。あたしは高校時代キャンプなんて好きじゃなかったから、キャンプ好きを知っているってことは過去ではなくて現在を知ってるってことだよね。海から7分ならきっとS美ちゃんなんだろう。
満月に海べりのキャンプ場を早速予約したんだけど、4月は雨が多いから行かれないかもしれない。夏にS美ちゃんち庭のキャンプ場に予約を入れておくよ。何泊かするつもり。あたしのどうしようもないここ何年かを聞いてよ。代わりにあなたののろけ話を根気よく聞いてあげる。どうでしょか。
S美ちゃんに会いたいです。できたら息子にも。もちろんだんなにもね。
幸せのちから/ガブリエレ・ムッチーノ
2007年2月4日コメント (2)女たちは元気だね〜ってつくづく思った、いつぞやの水曜日。毎水曜日は女たちが映画を1.000円で観られるでしょう? 初めてその恩恵を享受し「幸せのちから」を観てきた。
チケットを買うときから、様々な年齢のウーマンパワーをひしひしと感じる。連れだって来る者、ひとりでぶらりと来る者、ばっちりおしゃれしている者、リビングからそのままの姿で出てきたような者、若いのもそうでないのも元気元気。劇場の真ん真ん中の席に座るとさらにみんなのしたたかさを感じた。だってね、いつもの映画館と様子が違う。みんな売店のジュースとかポップコーンとか持ってないもん。ペットボトルのお茶とか、パン屋のパンとかおにぎりとか買ってきて仲良く食べてるもん。ガサゴソガサゴソ、バリバリッ! ワイワイガヤガヤ にぎやかだこと。
でも本編が始まったら、みなさん大人のケジメはばっちりつけてくれた。あたしも静かにしていました。あるシーンから後ろ、最後までずっと泣きっぱなしだったけれど、嗚咽もきちんとこらえたし、鼻もすすらないように気をつけた。
劇場を出たたくさんの女たちが、泣きはらした目をまぶしそうにしかめながら、ライトの下を歩く。あたしたちからのアドバイス。この映画はマスカラ禁止。
チケットを買うときから、様々な年齢のウーマンパワーをひしひしと感じる。連れだって来る者、ひとりでぶらりと来る者、ばっちりおしゃれしている者、リビングからそのままの姿で出てきたような者、若いのもそうでないのも元気元気。劇場の真ん真ん中の席に座るとさらにみんなのしたたかさを感じた。だってね、いつもの映画館と様子が違う。みんな売店のジュースとかポップコーンとか持ってないもん。ペットボトルのお茶とか、パン屋のパンとかおにぎりとか買ってきて仲良く食べてるもん。ガサゴソガサゴソ、バリバリッ! ワイワイガヤガヤ にぎやかだこと。
でも本編が始まったら、みなさん大人のケジメはばっちりつけてくれた。あたしも静かにしていました。あるシーンから後ろ、最後までずっと泣きっぱなしだったけれど、嗚咽もきちんとこらえたし、鼻もすすらないように気をつけた。
劇場を出たたくさんの女たちが、泣きはらした目をまぶしそうにしかめながら、ライトの下を歩く。あたしたちからのアドバイス。この映画はマスカラ禁止。